建て方が始まる前に、番匠中山さんの工場を見学させていただきました。
まず床には軒先の部材を切り出すために、実寸図を描き出していました。
今回の大師堂は意匠と構造上、620㎜の柱間に桝組を設けているため、横長の舟肘木を二つの大斗が支える形式になっています。
内部の四天柱と虹梁にはケヤキを使用しています。
実際に手刻みの加工を見れて大変勉強になりました。
いよいよ建て方に入っていくので、どのような感じで建ち現れていくのかとても楽しみです。
(スタッフI)