桔木(はねぎ)は社寺建築の深い軒の出を出すための部材です。茅負と裏甲に桔木がとりつき、テコの原理で軒先を持ち上げて軒の垂れを防いでいます。
建物の自重が力点として作用しています。
軒を深く出す工夫として大昔から現代まで伝わる先人たちの知恵に改めて感動しました。
(スタッフI)