3月8日
2020/03/12
光栄なことに、日本建築大賞と優秀建築賞を選ぶ、最終6作品に選んでいただいて、コロナウイルスの関係もあり公開ではなくなりましたが、東京で開催された対面での審査に参加してきました。
入賞はなりませんでしたが、6作品への評価、批評、応援などから、今の自分の位置、何が足らないか、また、建築家のあり方、建築への取組み方など、じっくり考えなおす、いい機会をいただきました。
未練がましいかなとも思いましたが、審査の過程では3.11をきっかけとした「木材備蓄や構法と一体に建築を考える」取組みについて建築家の職能の拡大であるとの評価をいただいたり、徳島で引き続き頑張れといった応援のお言葉もいただきましたので、ここに記して今後の励みにしたいと思います。
関係者の皆様には、お正月の現地審査への準備やご協力をはじめ大変お世話になりました。
「重ね梁」建築は、既に次のモードに入っています。これまでは「屋根建築」でしたが、今取り組んでいるものは2階建て、床も重ね梁で構成しています。規模もかつてないものです。
流通材だけで建てられる中規模木造建築。仮設住宅、住宅といったものから、さらに大規模な建築に向けて、地域の川上から川下のみなさんと一緒になって進んでいきたいと思います。
誰でも使える一般解を増やして、木材備蓄→林業振興へ。
皆様引き続きご指導のほどよろしくお願いいたします。
徳島県木材利用創造センター林業人材育成棟「木舎」
よっしゃつぎいこ!
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