四寸角建築マニア(笑)としては、
必見の建築に、やっとお邪魔できました。
みなさんが行かれて、あげられてる写真を見て、スリットばっかり
気になってたけど、間違うてました。
つまり、折置組の極みでした。
土台、二本の柱、梁でできたロ型の折置組を、幅、高さを違えながら
だーっと並べてできた空間。土台はつまり、床面のほとんどを構成してます。
(スリット分は埋めてあります)
そう認識できた途端、八十数組の折置組のロ型が、
全体で一つの生き物の骨格にしか思えなくなったんよな。
ギギギーっと動き出しそうな。
ナウシカの王蟲みたいに。
王蟲も、ぐるっと一周の甲羅が大きさ違えながら連なっとるんよな。
多分。
...シュタイナーのゲーテアヌムII、栄螺堂、かたつむり山荘などなど、
ほんまは動くはずの生き物のような建築に惹かれまくるわいとしては、
いわば標本コレクションの最新のひとつになりました笑。
両端の開口部のディテールに、みんなで声上げて感心したけど、
生き物の口に枠は要らんよな。
おかしいよな。
ただの開口やけど、閉める必要があるから、
あんな極限のディテールにせざるを得なかった。と。
見せていただいた建て方写真の数々が、繁柱の家の
発掘現場の記録写真に見えてたのは、わいだけ?
先生が昔作られた機関車の模型、
築55年の山荘の模型の、
展開性というか解体性というか。
生きているもの、動くものへの気遣いや関心が、
もともとそこに生えていた門被りの見事な松を大事に思って
スッと型持ちにさせるんでしょうね。
おお。折置の連なりに生け捕られてますみんなで笑笑
先生ありがとうございました。2回目もしお邪魔したら、次はどない感じるんだろ。楽しみです!!
いただいたコメント
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