JIAの
資格制度関連の委員会でずっとご一緒させて頂いている、東海支部の野々川さんからお声がけいただいて。東海支部災害対策連続セミナーの第1回によんでいただきましたー。去年の別府大会の前の「JIA四会議連携セミナー」でお話した「木材備蓄とローリングストック」のことがみなさんの興味を引いたようで、それ以来、いろんなとこでお話しする機会を頂いてます。

東海支部の歴代支部長をはじめとする先輩方や、近畿支部からは、元神奈川地域会の森岡さんも来ていただいて、懐かしかったなー

地元の小原さん、水本さんの発表の後で、吉元さんを司会にディスカッションも。
伝統構法にかかわりたい人たちが集まってくる。うれしく楽しいから。そこで作られる建築は歴史に参加していく感じがするな。何かあってもそこに戻る、建築の指標だし、まちづくりの基礎的な要素やし。そのために伐られた林にはもちろん再植林して。不純物の混ざらない建築の強さや、そこに関わる人たちの幸せが、すごく印象に残ったな。会場からの質疑で、そういう美しい構法と、災害復興に資する建築との親和性というか、それを活かす技術的解決はないのかと。大いにありそうな気がするな。
あと、備蓄やローリングストックを考えるときに大事なのは、その土地のみなさんの気質やなということに、質疑応答しながら気がついた。スタートアップの土地として、やはり京都はとてもいいんやなとも。展開の仕方が、その土地土地で必然的にかわると思う。他地域との連携も、そこにすでにあるつながりが太い背骨になっていくんだろうな。
昨日の「もっけんフォーラム」に、福島から講師として来て下さったダイテックの鈴木さん親子との話は、そういう、細くてもそこにある糸を撚っていけば、太い綱になっていくという順番を経ないと、声かけただけでは広がらないねということに落ち着いて、具体的な手法も少し見えてきた。
「フクシマトクシマの会」が、木造建築生産の舞台で再開しそうです。
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