ル・トロネへは
アニエス号で。マルセイユでは、定額を払えば地域のどこの駐車場でもとめられるんやと。路上駐車場の。まあまあめっちゃ坂やけど。足回りおかしくならんか心配なほどの急な坂やけど。


まん中の後ろ向きの青いかわいいルノーがアニエス号。

英語のオーディオガイド聞きながら回る。理解度は一割くらいかな笑。ほんでもところどころわかるところは大げさに大きくうなづくわい笑 最初にこのモデルの写真とっといて、役に立ったなあ。オーディオガイドには、ガイドさんの他に、実在した人物や、修行僧役の人もいたりして(多分笑)なんか劇仕立てな感じがおもっしょかった。聞き直しながらゆっくり回ってⅠ時間くらい?あ、昼休みまでにあと20分。もっかいまわって写真とる時間あるなと思ったけど、途中で「もう閉めるでよー」って昼休み前のスタッフの人が迎えに来てしもて。外からギャラリーあたりまでしか撮れず。まああとは、なんか本とか買お。ゆっくりガイド聞きながら(一割やけど)じっくり見られたからよかった。これから行く方、10時13時で一回閉まって、2時から午後の部やけん気をつけて。国際免許取っといてレンタカー自走がええんかな。バスで近くまで行ってタクシーって情報あるけど、田舎でなかなかタクシーはつかまらんだろなあ。

こういう、竣工時には想定してない風景にいつも心奪われるな。遺跡とか行くと。

ワイン工場。かつては壁の穴には木製の梁が刺さって、床板張って、2階建てだった。もちろん湿気てるし、この感じはなかったんだろな。

ワインのブドウ圧搾して桶に溜めるとこ。だと思う。美しかったな。機能の造形が。

写真でよく見るここ。壁と開口というより、岩を彫り出したような造形。かっちょええなあ。建築画家(ちゃうかな)のまたみのるの世界にありそう。もちろんこっちが本家やけど。一昨日の施療院でも感じたけど、ピラネージの世界。じゃなくて、ピラネージが抽出したんだろな。こういうほんまもんのデザインを。このギャラリーの内側が湧水層のある六角形の水場を含む中庭。外側に諸室がまわる。

これな

これな。人工照明がなかったら多分もっとよかったなあ。新潟で谷村美術館行ったとき、係の人がなんと照明を消してくれて、ついてるときと全然違って感動が増して、うれしかったん思い出すな。
30年前にいったモロッコの首都ラバトの川向のサレの修道院(?イスラムのね)思い出すなあ。何かめっちゃ似とるんよな。そこでは何の説明ももちろんなくて、勝手にただ感じただけやけどな。修行僧の日常、朝から晩までの過ごし方、ここが図書館、原則黙っとかなあかんのやけどここでだけしゃべってもいいパーラー(パルレフランセ?のパルからの言葉。キッチンもおしゃべり可)、夕方はここのベンチで過ごして、果てしない毎日の我慢や修行やその思いがしみこんどる感じがするんよなこういう不変な無機質素材の建築に。えらいさんの悪行とかもいろいろあっただろなあ。礼拝堂の一番後ろで低くアーって声出したら、なんともいえない残響音、いつまでも続く感じの変化していく残響音。スタッフの人によると、「聖歌がすごくいいんよー夏にはイベントやんりょうよ。今日みたいに湿気があるとまたよけいにいのよね。」て。湿気ててよかった。ギャラリーも、乾ききった感じの写真しか知らんけど、今日は雨上がりで湿気てたり濡れてたりするのがお得な気分だった。軒のある日本建築に限らず、建築はやっぱり雨の日がええな。
あ、サレの修道院と全然違ったのが修行僧の個室やな。サレは、人型の入り口から入ってちゃんと壁で仕切られた個室だったけど、ここは各人の占有エリアの区画が、床の石の張り方で示されてはいるけど壁はなかったらしい。藁の敷物で、みんなで一つの空間で寝たんやと。こっちの方がサレのんよりハードやな。全く一人でいられないという。
帰りに昼食、夕べのパーティの残り物を袋に詰めてピクニック!その、アニエスの友人の別荘のお庭で。布の袋に入れたレタスやマッシュルームを手掴みで食べて、チーズ切って、パンにいろんなパテ塗って。これがピクニックかあ。アンがアヴォンリーでお出かけしたり、アンの子供たちが虹の谷で教会の子供たちとやってた感じなんかな。いわゆる徳島で言う「遊山」とはだいぶちゃうな。いやおんなしか。これ、佐那河内でも孫たちつれてしたいな。

こんなんなんぼ経験してもええからね。ほんま。
オリーブ畑は近くの水門あけてるとかで水浸し。

ふしぎな風景。エッシャーみたい。というか。あっちとこっちが入れ替わりそう。というか。

アニエスと彼女のルノー。マニュアル。ちっちゃいけど、この車で高速では平気で120キロ越えでかっとぶ、運転上手なアニエス。10歳も年上とは思えんなあ。坂の街マルセイユ育ち、坂の街マルセイユ暮らしならではな感じがするなあ。あ、友達もみんなスリムだったなあそういえば。車ってただの道具だったなあとマルセイユの車の在り方を見てあらためて思いました。
