番外編「はたらくくるま」
そもそもは、シャルルドゴール空港からマルセイユに向かうTGVの車窓から。果てしなく続く草原の、ちょっと人の気配がする穀物蔵の前とか、農道ぶちとかで。泥だらけの、農用の、白いカングーをいっぱい見たところから始まったんよな。わいが数年前、おしゃれなつもりで初期型の真っ白のカングー乗り始めたのを見た、マルセイユ生まれのレオが、「これフランスの軽トラ~」(日本語)いうて笑てたの思い出してな・・・。確かに今ではもう見んけど軽トラみたいに内装に鉄板むき出しだったり、それでも意外と足回りとかしっかりしてるし、高速で長距離も全然いけて、実用的ではあったよな。かわいいけど、使える車、つまり「はたらくくるま」なんやなと思ったな。
今回のこの番外編から、日本の男子(わいもかつては)が大好きな絵本「はたらくくるま」に載らんかなあ~と。載らんけど笑。いまのわいの愛車プロックスも、プロボックスだけで一つのジャンルにしてほしいなあ~。ならんけど。それはええんやけど。このフランス近辺の、主に白い「はらくくるま」、写真撮りまくってきました。
あっちでは、日本的な、普通車の後ろが伸びた、いわゆるライトバンタイプの商用車(プロボックスみたいなやつね)はほぼ見ない。かわりに、カングーみたいに、ボンネット(昔の、鼻が付いた乗り合いバスのこと「ボンネットバス」っていうけんそういうてます)はあるけどそこから後ろがぐっと背の高い、いわゆるツーボックス車がほとんど。みんな、後部座席というか、貨物室部分の側面のガラスはつぶしてあります。ボディと同色で。白なら白で。ち~っちゃいのから、まあまあおっきいのまで、いろんなサイズがあり〼。だいたいみんなボンネットが突き出てるタイプで、日本のワンボックスみたいにちょんと切り立った感じのフロントのはまあないんよな。
いっとき日本でも、衝突した時、乗員を守るためのクラッシャブルゾーンがいるからってことで、ボンネットつけないとダメみたいになってなかったっけ。そういう安全面でこのかたちなんかな。パリのセーヌ川沿いで一台だけハイエース見たけど、日本ではお目にかからない、どっちかというと「ボンネットタイプ」だったんよ。昔日本でも売ってたやつやなあれは。日産のも一台見たけど、それも同様にボンネットタイプでな。
列車からはまず、太陽光パネルとかメガソーラーを見かけないこと。と、この、命を守るボンネットタイプのはたらくくるま。フランスという国としての、大げさに言うと「矜持」みたいなもんだったりしてな。「これはやめとこな。ここはちゃんとやっとかなな。」みたいな。なんも調べんというてますけれども。旅のメモってことでご容赦を。
ほな、マルセイユ、モルジウ、カールスルーエ、ドルナッハ、パリと、今回各地で見た「はたらくくるま」、だーーーーっと!!
あ、その前に、「はたらくくるま」を探して車ばっかり見てて、気が付いたこと。フランスには、丸みのあるフランス車のデザインが似合うな。日本ではやりの、昨今の、まあいうたらガンダムデザインの車はほぼ見ない。(「日本の車は、ボンネットもデザインに取り込んで一体にして、しゅっとしたウエッジ(くさび型というか)シェイプにしとんよ。」ってことかもしれんけど、そのウエッジシェイプに引っ張られて、最近日本の車、みーんなガンダムっぽい怖~い顔しとるよな。)ほんで、駐車がなんせ、あらくたい。前後の空きが10センチずつなんて、ざら。基本ボコボコで、「所詮はただの道具よ、車なんて」感がすごかった。ドイツ車も希少。
ところが、ちょっとしか見てないけど、ドイツとスイスではやはりドイツ車と、日本車もようけ見たな。几帳面に駐車するし、縦列駐車でボコボコですわ。っていうのも見んかったなあ。フランスとドイツの間に、なにか、くるまに関する境目があるみたいに感じたな。スペインは多分フランス的なんだろな。イタリアはどうなんだろ間にドイツを挟んで、でもたぶんやわらかそうやな。
ほなあらためて、だ―――っと!!










よう見たら、初期型カングーが一台もないなー。一台だけ、ゲーテアヌムの麓で、グリーンメタリックの「乗用」の、初期型カングー見つけてうれしかったな(わかりましたか?)。さすがに「はたらくくるま」の方は、おもっきり使い倒されて、早々と用済みになるってことかな。でも、最初の農用の場面ではようけみたじょ。やっぱり人も車も、田舎暮らしの方が寿命がながくなるんかなあ・・・。まあ、どこまでもわいの主観の旅行記でした!おわりでーす。一応笑

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