12月21日

2022/12/21

大径材利用を考えるフォーラムが開催された。

山田憲明さんの刺激的な実例、取り組みを聞いて興奮した後、

少しプレゼンする時間をいただいた。

柱材寸法の材を積み上げて屋根をかけ床をつくる「重ね梁」構法に

この数年取り組んできて、大径材から四寸角材を四丁取りすることも

提案しつつ、一昨年には2階建てでほぼ1,000㎡規模の木造建築

「徳島ヴォルティスクラブハウス」が竣工した。

増え続ける、というか育ち続ける大径材、売れない大径材をどう使う、

どう活用する、つまりどう売るか、林業界の大きなテーマになって久しい。

わいが思うにひとつは、また柱材からするとえらい極端な話やけど「丸太使い」やと思う。

今春竣工予定のこども園の丸太加工風景。

目指すは

やはりこれ!

みたいな話をして、他にもいろんな話題提供があって意見が交換されたけど

いやそれもええけどいや、それよりも、と、どうにも気になって仕方ないことを

最後に。

「大径材利用も大事やけど、三十年後に三十年材がちゃんとあるんだろか」

「和田さんの徳島林業の話に必ず出てくる、このところ植林されてない話」

「植えておかないと、ほしいときに欲しい材がそこにないという事態に?」

終了後に、わかい林家の方や行政の方からも、

「それなんよ。そこもやらんと。」と。

しかし植林ができにくい原因は「鹿」らしい・・・。

やっぱり横の連携がいるんやね。

もっと議論を広めましょう。

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