サプライチェーンマネージメント推進フォーラム
(会議名が長い!)
午前中のフォーラムから、午後はもくよん、国府の丸太のこども園の
見学ツアー~夕方から懇親会。
埼玉の「木の家だいすきの会」の鈴木さんがこられてて。
ウエブ越しに2,3回お話したことはあったけど、今回初リアル笑
・出前相談、おしかけ講座と、待ってるよりも動きましょう。
・板材の産地であることをもっかいよく考えて生かせませんか?
・横に連携すると、それぞれの上下の世代も一緒に連携しますね。
・いろんなことをみんなで一緒にやることが好きで、そのうちのひとつが木造・・・
・ってだけなので、次の世代もだれかがそれぞれどうにかやっていくでしょう。
・「よしあき・かつあきの徳島スギyoutube!」開設しましょう!(和田さんと網田さんの笑)
・まずは私的に「木造建築相談室」開設しよかな思いよんです(これはわい)
@アンカー&ベイ。
乾杯はもちろんニコラシカ笑
の、翌々日朝、環境人類学者の林先生と久々の再開。
「「北前船」のこと書いてたんですよー」と、活動の範囲をぐっと
広げていっている話を聞く。いろいろ資料を見せてもらっていたら、
北前船の寄港地の文化財級の建築にやたら人見板張りが多くて、
「徳島の林業はそもそも板材が中心で、昔は「阿波の三分板」いうのが
県外にものすごく売れて、藍とならんで徳島の特産品だったんですよー」
いう話をしたらや林先生の目がギラリと・・・
藍作の肥に使われる北海道のニシンが「北前船」で遠路やってくるんやけど、
もしかしたらこっちからの船にはその阿波の三分板も載せてたのでは?という話に。
・・・検証はこれからにせよ興味深い話やな。
鈴木さんとの話で「板を生かすことを考えなおしたら?」いわれた
直後の話やから、わいもそのつながりにびっくり。住宅に限らず、最近の
「何かのふりをした」サイディングの町並み、どないかならんかなと思いよった
けど、防火的にいける場所では「人見板張り」をどんどんつかってみよかな。
これはリフォームで使った例。→seeのHPhttps://see-shikoku.jp/people/motoki
seeさんとすすめてる佐那河内の古民家改修(イタリア人女性danielaさんの)
にもつながっとる。なんかすごいぞ。
メモ追加(231230)
「木の家大好きの会」の鈴木さんもお越しくださって、いろいろ意見交換。
・ESG投資(environment,social,governenceを評価指標として行う投資)木造も。
・岐阜:木造低コストマニュアル
・九州:木造ビルの標準仕様書
・コンバージョンしやすいのが木造のひとつの価値か。
・都会では8,9,10階建ての木造どんどん。地方は、まずは2,3階建てで。
・都市部での木造に材料を供給する?都市周縁部に任せて、まず地元で回す。
・民間:企業イメージ:木造になりやすい。
・公共:・・・受注する設計者の問題が大きい。今日みたいな会に営繕、管財も来るべき。
・大きくなると、近隣他県からの調達も考えた方がよい。
・川下との連携を真剣に考える。
・木材コーディネーターだれがやる?
・3,4m~6mまでは出せる。特殊材は事前に情報が欲しい。分離発注を。
・どんなものがいるのか打合せを密にしてほしい。
・市場とプレカットの協働体制を
・山を豊かにすることが命題。
・もっと非住宅木造案件を!県外ではどんどん建っているの。。
・四国で売りたい。外に出すと相場でたたかれる。県外と戦っている。
・山離れ、誤伐盗伐・・・宮崎ではガイドライン作った。徳島もぜひ。
・害獣被害の対策などしていると、1ha植えるのに250万かかっている。全くもうからない。
・再造林率低い。
・川中の製材業者も減っている。
・三好では製材業が元気。17,8万立方/年。
・西阿波型循環。市町よりもちいきでやっている。
・一般人もする緑の募金を造林費にあてる。本当の連携。
・在庫すると、虫害が出る。
・1月までに伐った分を8月まで持たせる。9月に新物が出る。
・再造林出来る価格で買ってほしい。
・連携するということは、お互いに痛みを分け合うことでもある。
・県の林課、需要改革を。人手が足りず、他県と取り合い状態。議会に働きかけるとか。
・県産材の意識から地域材へ。
・発注を増やさないと始まらない。補助金対象施設。こども園、障碍者施設他。ターゲットを絞る。
・木造やってみたい人を受け止める。設計者がまず木造意識が弱い。
・若手を育なてないと。数年後に生きてくる。
・公共→商業、モデル→普及
・耐火要求のレベルを引き下げて建てやすくしてほしい。
懇親会では、
・やはりコーディネーター的な立場が必要。
・待つのではなく、もっけんフォーラムが自治体を回って働きかける。
・後継者をつくるとといっても、〇〇さんのがやっていることをまるごと次の人へ、ではなくて、
・全体が部分ずつ受け継がれていくと考えないと。