240127_JASセミナー
JAS材について、基本的なところからゆっくり講習を受ける。
よくわかるんやけど最後はやはりもやもやする・・・。
加工も乾燥も丁寧に、JASに定められたとおりに品質管理された材料。
でも義務ではない。からかな。
SD15同等の材料をつくるにはSD15の認定が必要やけど、
含水率は15%を目指して、SD20は持っている工場でつくれば、
それでよい。という協議を自治体、設計者、関係者の間でしておけばよい。
実践的な話で、少し可能性が見えてくるな。
先行発注して、余裕をもって造り始めても、施工会社が決まって
その会社の要求水準が高いとやり直しになる例もある。らしい。
SD15とすると、11,2%辺りを狙うから、やりすぎになってしまうから。
でもある。
徳島のJAS認定工場はほとんど目視等級。
何百何千という部材を目視で、は、できなくはないが大変すぎる。
ならば十社以上ある目視等級JAS認定工場で手分けすれば。
JAS認定や維持、検査にかかる費用はきちんと材料費に乗せること。
天然乾燥が廃ったのは、保管経費を製材会社に押し付けたから。
先行発注も、その期間の保管について建築主から先に費用を
もらえるようにみんなで動かないと。
「押し付け」のしくみはなくす。
再造林の費用を残す。
まるごと高専は、神山町産材でやるということで、みんなで
しっかり協働できて利潤もあった。これをよき前例としたい。
が。
徳島という単位に広げた時の問題は何か。協働できるか。
構造部材は四国まで範囲を広げた方が安全(徳島は板材産地)。
同じく板挽き文化の秋田には、高い乾燥技術を持つ福島の会社が
はいってきている。秋田県産材は使われていないかも・・・。
いろんなことをとりまとめて一つの流れにするためには
受け持ちごとに話し合い、全体でも話し合って、アイデアを
出し合うことに尽きるよな。
以上メモ。