番外編「はたらくくるま」

2026/02/09

そもそもは、シャルルドゴール空港からマルセイユに向かうTGVの車窓から。果てしなく続く草原の、ちょっと人の気配がする穀物蔵の前とか、農道ぶちとかで。泥だらけの、農用の、白いカングーをいっぱい見たところから始まったんよな。わいが数年前、おしゃれなつもりで初期型の真っ白のカングー乗り始めたのを見たマルセイユ生まれのレオが、「これフランスの軽トラ~」(日本語)いうて笑てたの思い出してな・・・。かわいいけど、使える車、つまりはたらくくるま。日本の男子(わいもかつては)が大好きな絵本「はたらくくるま」に載らんかなあ~と。載らんけど笑。いまのわいの愛車プロックスも、プロボックスだけで一つのジャンルにしてほしいけど。ならんけど。このフランス近辺の白いはらくくるま、写真撮りまくってきました。これ、番外編ね今回の旅の。

日本的な、普通車の後ろが伸びた、いわゆるライトバンタイプの商用車はほぼ見ない。かわりに、カングーみたいに、ボンネット(用語が違うかもやけど、昔の鼻が付いた乗り合いバスのこと「ボンネットバス」っていうけん、勝手にそういうてます)はあるけど背の高いツーボックス車がめっちゃ多い。みんな後部座席というか、貨物室部分の側面のガラスはつぶしてありますボディと同色。ち~っちゃいのから、まあまあおっきいのまで、いろんなサイズがあり〼。だいたいみんなボンネットが突き出てるタイプで、日本のワンボックスみたいにちょんと切り立ったフロントのはまあないんよな。

いっとき日本でも、衝突した時、乗員を守るためのクラッシャブルゾーンがいるからってことで、ボンネットつけないとダメみたいになってなかったっけ。そういう安全面でこのかたちなんかな。パリで一台だけハイエース見たけど、日本ではお目にかからない「ボンネットタイプ」だったんよ。昔日本でも売ってたやつやなあれは。日産のも一台見たけど、それも同様にボンネットタイプでな。列車からはまず、太陽光パネルとかメガソーラーを見かけないこと。と、この、命を守るボンネットタイプのはたらくくるま。フランスという国としての、大げさに言うと「矜持」みたいなもんだったりしてな。「これはやめとこな。ここはちゃんとやっとかなな。」みたいな。なんも調べんというてますけれども。旅のメモってことでご容赦を。

ほな、マルセイユ、モルジウ、カールスルーエ、ドルナッハ、パリと、今回各地で見た「はたらくくるま」、だーーーーっと!!

あ、その前に、はたらくくるまを探して車ばっかり見てて、気が付いたこと。フランスは丸みのあるフランス車のデザインが似合うな。日本ではやりの、昨今の、まあいうたらガンダムデザインの車はほぼ見ない。ほんで、駐車がなんせあらくたい。前後の空きが10センチずつなんてざら。基本ぼこぼこ、所詮はただの道具よ車なんて、感がすごかった。ドイツ車も希少。

ところが、ちょっとしか見てないけど、ドイツとスイスではやはりドイツ車と、日本車もようけ見たな。几帳面に駐車するし、縦列駐車でぼこぼこですわ。っていうのも見んかったなあ。フランスとドイツの間に、なにか、くるまの国境があるみたいに感じたな。スペインは多分フランス的なんだろな。イタリアはどうなんだろ間にドイツを挟んで、でもやわらかそうやな。

ほなあらためて、だ―――っと!!

よう見たら初期型カングーが一台もないなー。一台だけ、ゲーテアヌムの麓で、グリーンメタリックの乗用カングー見つけてうれしかったな。(わかりましたか?)さすがに「はたらくくるま」の方は、おもっきり使い倒されて早々と用済みになるってわけかな。でも、最初の農用の場面ではようけみたじょ。やっぱり人も車も、田舎暮らしの方が寿命がながくなるんかなあ・・・。まあ、どこまでもわいの主観の旅行記でした!

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