2021 年末木造建築セミナー2/3
と、こども造形教室みんなで家を作ろう。11月28日。
2020年~2021年にかけて、徳島県木材協同組合連合会とJIA徳島地域会メンバーでつくった「徳島の建築家が考える木造建築-非住宅編-」の内容を展示した、カフェ「Penfork」と家具屋さん「+aswood」でのパネル展のさなかの日曜日の開催しました@内野設計と軒下。
昼前に子供たちが結構集まってくれて
ちっちゃな家作ったり、やっぱり大きいのもつくろうかとなって
県木連さんが集めてくれた材料で建ち上がる切妻。お父さんお母さんがそれぞれにわが子を手ほどきするのがほほえましくて楽しい。
トークセッションの設営。画面に映ってるのはちょうど10年前、UIA2010の際のスライド。そのつづきでもあったのでした。
軒下にもイスがあって、関係者以外も結構着て下さっていて楽しかったな。 (気になるマリオは、県木連のマキオ氏笑)
全員参加ではなかったけど、パネリストたちによる掲載建築の解説他があって、徳島の木造建築のリーダー(まさにリーダー)平野陽子さんがコーディネーターをして下さったトークセッション。よかったなー。「トーク?出るわ!」いう人たちだけあって、マイクの取り合い感すら笑・・・
めっちゃかいつまんで五人の発表の要旨を言うと、
・木造建築のさわりやすさ可変性は、うつりかわる時代に適合する大きな特性
・日本の伝統、美、と木造建築
・災害発生時の仮設住宅の材料を、木造建築の作り方から考えてためておく
・そこらへんにある材料でなんとかなってしまう木造建築の身近さ
・その場所、地域に果たす役割を木造建築に持たせられる
で、平野さんから話題が振られていく中、土壁の話に。土壁の建築の心地よさの話になって、パネラーと会場に「土壁の家に住んでる人?」と問いかけたら、パネラー全員と平野さんが手をあげるというオチ、といえばオチ。かなり興味深いですよねこの結果。
あと、増え続ける空き家の話に関する質問には、住みこなすには大変な気持ちの強さが必要で、「ちゃんと看取る」という認識も必要では。とも。
12月18日の3/3につづく。